吃音障害の治療法
言語障害には下記の3種類があり、その内の1つが吃音障害です。
①構音障害(こうおんしょうがい)
子どもの話しことばを観察すると、「はさみ」を「ハタミ」とか「ハチャミ」と言ったり、
「からす」を「タラス」と言うように、特定の音をほぼ一貫して誤って発音する場合。
②ことばの遅れ
自動車のことをブーブーと言うなど幼児語を使っていたり、
日常生活に必要な基本的なことばを知らなかったり、て・に・を・は(助詞)を使って話しができなかったり、
順序立てて話しが出来ないなど、年齢に見合ったことばを使うことができない状態
③吃音障害(きつおんしょうがい)
話すときの最初の音を「ぼ,ぼ,ぼぼ,ぼくは・・・」というように何回も繰り返したり、
「ぼおーーくは・・・」と引き伸ばしたり、「・・・ぼっく」と、音がすぐには出なかったりする場合。
吃音障害の原因は、今のところ十分には分かっていません。
したがって、的確な改善に向けての指導方法も確立されていない状態です。
吃音の状態に対して、「もっと、落ち着いて話しなさい」などと働きかけることがありますが、
それによって改善することは少なく、逆に子どもに話し方への過度な意識を持たせることになり、
話すことへの意欲を妨げたり、結果として、症状を悪化させる場合もあります。
周りの大人は、子どもの話し方に注目するのではなく、話す内容に耳を傾けてあげることが大切です。
また、子どもが吃音のあることに悩んでいたり、困っているときには、
そのことを話題にして、話し合えることも重要です。
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